「独立を考えたら読む本」
助成金担当の徳光です。
今日は一冊の本を紹介したいと思います。
その名もズバリ「独立を考えたら読む本」。
ランチェスターの法則で有名な竹田陽一先生が書かれた本です。
私がこの本に出会ったのはサラリーマンを辞めて
社会保険労務士として開業登録をした後でした。
読んだ後、もっと早く出会っていれば、と
後悔したことを覚えています。
このランチェスターの法則とは、戦いの局面における
力関係をあらわした法則で
大きな会社(強者)と小さな会社(弱者)がまともに戦うと
小さな会社はひとたまりもないのですが、
強者が進出をためらうような局面を作り出せば
弱者でも十分生き延びていくことができるということになります。
この本、全篇を通してなるほど、と思う箇所はたくさんあるのですが
私が一番印象に残ったのは
「独立するときは
①世の中に必要である
②特定少数をターゲットにしている
③商品の市場規模が大きくなる見込みはない
④今まで誰も作ったり売っていない
という4つの条件を満たした商品を見つけることが大事」の部分でした。
ついつい不特定多数をターゲットにする方が儲かるのではないかとか
この商品は市場が大きくなっていくはずという観点から考えてしまいがちですが
そういう市場では自分よりも強い競争相手と戦うことになってしまい
長く続けられないということになるということですね。
独立して間もない会社は弱者ですので
この法則に照らして小規模で成功を積み重ねていくことが
重要になりそうです。
興味がおありの方は是非読んでみてください。