水路から大阪の魅力を再発見
おはようございます。ひかり会社設立サポーターの尾上です。
先日、当事務所の懇親会と兼ねて、大阪の水路や歴史について、落語家さんの説明を聞きながら水路をクルーズするというツアーに参加しました。
「落語家と行くなにわ探検クルーズ」
大阪は水路に囲まれ、水の都とも言われますが、普段、大阪に行っても船に乗って観光しようとは考えもしませんでした。でもこのツアー、想像以上に楽しかったのでご紹介したいと思います。
場所はJR難波駅すぐに船着き場があり、そこから乗り込む形になります。
船はすごく平べったい形をしていて、座席位置も低い仕様で目線が低いため、水面を近くに感じ迫力があります。
行程には2ヶ所の水門があり、水位が異なるため、水を出し入れして水位を合わせる作業が必要になってくるのですが、ココが見どころの1つですね。ゴーという大きな音と共に、船全体が水面と同ラインに調整されていきます。普段ゴミを塞き止めているだけかと思っていましたが、水門にこんな役目があったんですね。
また道中、約50本ほどの橋をくぐることになるのですが、中でも、「大江橋」は本当に船ぎりぎりの高さしかない橋で、船が平べったい形にここで納得することになります。橋の下から天井を見上げると船がこすった跡が数か所あり、運転も慎重になるので、私も緊張してしまいました。
大阪はもともと湿地や干拓等を埋め立てて造成された土地柄のため、市内ではどんどん地盤沈下が進んでいるとのこと。この橋だけでなく、大阪全体が沈んでいるようです。
大阪の色々な水路にまつわる小噺を聞きながら、普段見ている陸地からとは違い、水路から見る大阪はまた違った雰囲気で、新鮮に感じました。桜の季節は特にベストシーズンだそうで、また乗ってみたいです。