境界標の復元測量

こんにちは。ひかり測量設計の道中です。

今回は、復元測量についてお話しします。

測量は土地の高低差の状態や位置・面積などを測ることにより現況測量・境界確定測量・復元測量などがあります。

復元測量とは境界標が不明な場合に過去に測量された既存資料から筆界点を復元し、現地に境界標を設置する測量です。

境界標が無くなる理由としては

  •  解体工事で建物やブロック塀などと一緒に撤去されてしまった。
  • ブロック塀の増設工事でブロック塀の下に埋もれてしまった。
  • 道路上にある境界標が車などに踏まれて亡失してしまった。
  • 宅地造成などで盛土を行った為、地盤が上げられ境界標が埋もれてしまった。
  •  境界標がプラスチック杭であったため経年劣化で腐食してしまった。
  • 故意に隣接者や関係者が抜いてしまった。

など多岐に渡ります。

業務の流れとしては

  •  資料調査
  • 現地調査
  • 境界立会い
  • 境界標埋設作業
  •  隣接者などへの確認

になります。

資料調査では法務局の公図、地積測量図、登記事項証明書や必要があれば役所で土地台帳等を調査します。現地調査では実際に現地に赴き、境界標があるかないか資料を参考に調査し、隣接の方にお話を聞き境界に関して聞き取り調査を行います。境界立会いで境界を確認したら境界標を埋設し、隣接の方へ確認して作業終了になります。

土地を所有されている方で境界に関して気になることがございましたら、ひかり測量が迅速に対応いたしますのでお気軽にご相談ください。