住民基本台帳カードについて
こんにちは。
司法書士の安田です。
本人確認が厳しくなった昨今では、どこにいっても身分証明書の提示を求められることが多いのではないでしょうか?
かくいう我々司法書士も依頼をいただく申請人の方の本人確認は必要となります。これは形式的な審査権しか持たない法務局に対して実質的に本当に本人が申請しているかなど虚偽の登記申請を防ぐためのひとつの方法なのです。
そして、この場合の本人確認資料としてはやはり顔写真付のものがありがたいですし、場合によっては顔写真付のものでないとだめというところもあります。
多くの方は免許証を持っておられるので、それでいいのですが、免許証を持ってない方や車に乗らなくなったので、免許証を返却された方などもおられます。
ぱっと思いつくところで顔写真付の証明書といえば運転免許証とパスポートになると思いますが、お年を召された方ですとこの両方とも持ってないという方も結構おられます。
そういった方でも上述したとおり、色々な場面で身分証明書の提示を求められることがあるので、保険証などの写真付でない証明書だけだと不便を感じることがあるかと思います。
そんな方は住民基本台帳カード、通称住基カードを作られてはいかがでしょうか?
お住まいの市役所で少し日数はかかりますが簡単に作れますし、市町村によっては何かとサービスを受けれたりするところもあるそうです。
住民基本台帳カードには顔写真付のものを作ることができますので、運転免許証を返納された方の免許証に代わる身分証明書として作られる方が多いです。