法人化のメリット②!
おはようございます。
ひかり会社設立サポーターの上野山です。
今回は、前回に続き、法人化した場合の経費面でのメリットを書かせて頂きます。
主に、法人化した場合には、経費面で以下のようなメリットがあります。
①役員社宅
個人事業主の場合、自宅家賃は経費として認められませんが法人の場合、住居を借上げ社宅として取り扱うことによって一部が経費として認められます。
②出張手当を支給できる。
業務のために出張した場合、法人であれば「出張手当」を支給することができます。
この場合、法人側では経費扱いとなり、出張手当の支給を受けた個人側では所得税が非課税となるため、メリットがあります。
③車両関連の費用を全額経費にできる。
個人事業主の場合、経費を計算する際には、事業に必要な部分のみ経費に算入することが認められます。
車両の場合なら事業使用割合に応じて按分計算が必要になります。
これに対し、法人の場合は、事業用として使用している車であれば、そのすべてを経費として計上することができます。
④退職金を経費にできる。
個人事業主の場合、事業主個人や専従者などに退職金を支払っても経費として認められませんが、法人の場合には、退職金として相当額であれば経費として認められることになります。
⑤生命保険料を経費にできる。
個人事業主の場合、事業主に対する保険で受取人が親族である場合、支払った保険料については経費になりません。(この場合生命保険料控除という所得控除になります。※上限あり)
法人の場合、社長に対する保険は、契約者・受取人を会社とする生命保険に加入していれば、保険の種類によってはその全額を経費として扱うことができます。
経費面での法人化のメリットについて簡単に書かせていただきましたが、疑問点などございましたら是非一度ご相談下さい。