【境界立会依頼】家の郵便受けに怪文書が?【協力?拒否?】

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弊社に来たご相談の中から、掲載許可を頂けた相談内容と回答をお伝えします。

相談者 京都在住 50代 男性 

突然のメール済みません。
〇〇〇〇と申します。
家の郵便受けに、境界立会依頼のお願い、という手紙が入っていました。
中身を見たのですが、よくわかりません。
立会や署名押印をしてほしいと書いてありました。
義務か何かあって、協力しないとけないのでしょか?
詐欺などに巻き込まれないか不安です。
どうしたら良いか教えていただけないでしょうか。

回答

こんにちは
届いた書類は、お隣が不動産の売却に伴う、境界の確認のお願い
です。
境界を確認することは〇〇様にもメリットがございますので
ぜひ協力してあげてください。

以下は、回答内容をまとめたものです。

目次

1、結論
2、詐欺かどうか確認する
3、立会前に資料をもらう
4、セカンドオピニオンを利用する
5、まとめ結論!

1、結論!

法的義務はありませんが、協力してあげましょう。
境界が決まることにより、結果的に自分の土地の価値が上がります。

土地の所有者になるということは、境界の管理に関しても含まれるのです。

2、事実かどうか(詐欺かどうか)確認する

まずは、隣接者もしくは業者さんに連絡を取りましょう。

  • だれが依頼したのか、
  • いつ立会をするのか、
  • なにが必要なのか
  • なぜ境界確認をするのか
  • どのように進めていくのか
    など、いろいろ質問して真偽を確かめてください。

3、立会前に資料をもらう

いきなり、立会をして、ここが境界です!
と言われても、そうなんですかとなってしまう可能性があります。
言われるがままに、承諾してしまうととんでもないことになって
しまうかもしれません。

その前に、資料をくださいと伝えてください。
大体の会社は資料をそろえて持ってきててくれます。
中身を確認して、わからないところがあれば、遠慮せずに担当者に
連絡して、確認しましょう。

5,セカンドオピニオンを利用する

セカンドオピニオンとは、よりよい決断をするために、
当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求める「意見」、
または「意見を求める行為」のことである。

日本においては主に医療の分野で利用されていますが、最近では
ほかの分野でも利用され始めています。

立会には、お隣が頼んだ業者さん、不動産屋さんが来ることが多いです。
相手の業者さんだと、だまされるのではないかと、不安になりますよね。
そういう時こそ、自分でも業者さんに頼んで一緒に立会に参加してもらうべきかと
考えます。

少しお金は掛かってしまいますが、境界は一生のことですから、
相手任せにせず、自分が納得できる形に進めていきましょう。

4、まとめ

お隣からの境界確認依頼は、忙しいのになぜ協力しないといけないの?
と考えてしまいますよね。

日本では、生活拠点を変えにくい環境ですが、海外では、引っ越しがすごく多い
ので、土地建物はいつでも売れるように管理しておくことが重要だとわかっているのです。
残念ながら日本人は土地を所有することについての勉強不足なのです。
ですので、みなさん不動産の知識を蓄えましょう。

その分野のプロになるには10000時間必要と言われております。

勉強すればある程度、知識はつきますが、実践で使えるかどうかわかりません。

勉強する時間が無いという方は、信用のおけるプロに頼んで代わりにしてもらいましょう。

通常の測量業務の依頼のほか、ドローンによる空撮・点検、レーザースキャナによる文化財や歴史的建造物の点群化、工場などの配管の現状把握、VRのためのデータ取得などの業務依頼もお待ちしております。

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