こんにちは!測量がうまい、早い、安い、が個人理念の測量マンです!
境界を隣接者同士で確認する立会では、予定外の事が起きることが多々あります。
予定外のことが起こると、慌ててしまい、相手の言う通りにしたり、余計な一言を言ってしまい、それにより、すごく揉めることになることがあります。
今回は立会をスムーズに進めていき、予定外の事態でも慌てずに、華麗に境界を決める方法をお伝えします。
目次
1、予想外の事に慌てた経験はありませんか?
人間は予定外の事が起こったら、慌ててしまいますよね。
渋滞で、約束の時間に間に合わない。どうしようどうしよう。
忘れ物をした。どうしようどうしよう。
なぜ、慌ててしまうのか
それは、自分が考えていたことと違うことが起こると、それをカバーするために対処法を色々考えてしまい、ネガティブの感情が多くなり、心が不安定になるためです。
境界確定のお話ですが、立会に参加される方は、事前に境界はここだろうと考えて、参加される方が多いかと
思われますが、いざ、立会が始まったら、自分が考えていたところと違う境界を示される場合が実はあるのです。そう普段は境界を隣地同士で確認することがないので、なんとなく過ごしていますが、立会などで確認してみると、お互いの認識のずれは意外とあったりします。
自分の認識が間違っていたのかななど色々考えていたら、慌てていまい、相手の言う通りにしてしまうことになりかねません。
2、そこで
提案したいのは、自分が何かを選択する時、行動する時に、常に「プランB」を考えておくことです。
本プランだけだと、予定外のことが起こると、計画通りに物事が進まなくなり、予定していた計画が破たんします。その結果、目標の達成が困難になり、失敗に終わるケースが多いのです。また、この予定外によって生じた焦りがさらなる失敗を生むという悪循環が生じてしまうこともあります。
プランBを考えているからこそ、事前にプランBの伏線を張っておくことも可能です。
そうすると、本プランが破綻した時には、プランBへの移行もスムーズに行えます。
3、こんなこともあろうかと
男なら一度は使ってみたいセリフ
「こんなこともあろうかと・・・」
小惑星探査機「はやぶさ」はご存知でしょうか。
搭載しているイオンエンジンのうち1基に異常が生じ、地球帰還が危ぶまれていました。
しかし、幾多の予定外が起こっても技術者の考えつくされた設計により、はやぶさは無事に地球へ帰還できました。
はやぶさの計画については、プランBは何百個は考えていたのではないでしょうか。もしかしたら何千個以上かもしれませんね。
定かではありませんが、予定外のことが起こった時に「こんなこともあろうかと!」という言葉を言ったとか言わなかったとか。
詳しくはYouTubeで検索お願いします。「はやぶさ こんなこともあろうかと」
4、予定外の事態を防止
計画を立てる
しっかりとした計画を立て、余裕を持ったことができるようにしておくことが大切です。
想像力を膨らませる
考えられる範囲でできる限り、あらゆる場面を想定しておきましょう。たとえ解決策まで十分に練ることができていなくても、全く想定していなかった出来事と頭の隅にあったことでは、対処方法が変わってきます。
シミュレーションする
実際に動いてみると、頭の中だけでは想定できなかったあらゆる可能性が見えてくることがあります。本番以上にシミュレーションは大切にするべきなのです。
5、まとめ
立会には気軽に参加していただきたいとは考えていますが、当日に慌てずに境界の主張をするためには、事前には現地を見ていただいて、境界の位置の再確認などしたほうが、吉ですね。
現地を見に行って、予定外のところに境界標が既に在っても、勝手に境界標を動かしてはダメですよ。境界損壊罪で捕まっちゃいますので。
安心して下さい。
立会は一度で終わりではないので、もし認識が違っていても、協議を重ねて境界を確定して
いきましょう。
ゴールへの道は一つとは限らないのです。
常に現状を分析して、一歩づつ前へ進んでいく冷静さを保つことが鍵となります現場からは以上です。
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