経営者として
こんにちは、司法書士の上田茂です。
10月に入りめっきり涼しくなり読書の秋と言ったところでしょうか。
経営者というのはなかなか心細いものであります。私も小さいながらも事務所を経営しているものとして、ときには不安に駆られ寝られない夜や私自身のモチベーションが低くなるようなときも多々あります。
そんなときに、モチベーションをあげる、あるいは心を落ち着かせるための方法として、いろいろなセミナーに参加したり、異業種の経営者の方々と交流をはかる、そして読書をするという手段があります。
最近読んだ本の中で小山昇氏の「経営の心得」というものがありました。本としては割と読みやすいものにしてあり、本を読むことが苦手な私でも2時間程度で読めるものでした。内容についてご紹介するのは控えるとして、たくさん参考になることや自分が恥ずかしくなるようなこと、心を入れ替えないとと思うことがたくさんあったのですが、一番感じたことは、やはり自分の器以上に会社は大きくはならないのだなということです。つまり、会社を大きくするも小さくするも、また黒字にするのも赤字にするのも、全ては経営者の判断の結果であり責任であるということ、その責任は経営者以外に誰もとれないということです。
自分を成長させるためにもたくさん勉強し、いろいろなことを吸収して、まだまだ努力する必要があるなあと思わされた一冊でした。