キャリアアップ助成金のすゝめ
こんにちは。ひかり会社設立サポーターの谷岡です。
私は幼いころからとある地元Jリーグクラブの熱狂的なサポーターでして、我々サポーターはシーズンが終わったこれからの時期を「ストーブリーグ」と呼び、各チームが人材確保に動く「アツい」時期となっており、リーグ戦のないこれからの時期は移籍報道に一喜一憂する 日々が待っています。
さて、人材確保という 点では、事業をされている経営者の方にとっても、避けては通れない大きな課題かと思います。
一方で、働き手にとっては、正規雇用で安定した職場を求めるものの、契約期間の定めのある「非正規雇用」としてしか働き口がない…という状況も少なくありません。
厚労省の調査によると、全国の非正規雇用労働者は、緩やかではあるものの、平成6年以降増加し続けており、平成27年度では、非正規雇用者が1,980万人と、全雇用者数(役員を除く)の37.5%にのぼっているとのことです。
そこで、今回は、人材確保と人材育成に資する制度である「キャリアアップ助成金」をご紹介させて頂きます。
この助成金を簡潔にご説明しますと、上記のような非正規雇用労働者のキャリアアップや待遇の改善、職場環境の改善等を目的として、計画書の作成、就業規則の改定を行ったことに対して助成金が支給されるものです。
具体的には、下記の3つのコースが設けられています。
1.「正社員化コース」
非正規雇用の方を正規雇用に転換、または、直接雇用した場合
2.「人材育成コース」
非正規雇用の方に対する職業訓練を行った場合
3.「処遇改善コース」
非正規雇用の賃金テーブル改定や正規雇用と共通の処遇制度の導入、短時間労働者の労働時間延長を助成した場合
中でも上記1の「正社員化コース」は、比較的活用しやすい助成金制度と言われており、申請前6か月間雇用実績のある有期雇用の方をから正規雇用に登用し、さらに6か月間継続して雇用することで1名当たり60万円支給されるというものです。(※細かい要件や助成金額、制限等については、下記URLをご参照ください。)
この制度は、人材を雇う立場の経営者にとっては、文字通り人材の育成を行う中で、助成金を受け取ることができますし、雇われる立場の雇用者にとっても、正社員へのキャリアアップのチャンスの場となり、労使共に大きなメリットのあるものとなっております。
とはいえ、 この助成金の申請には、事前準備が必要となっております。ハローワークへの申請書の提出・就業規則の改定・諸々の書類の準備等…日々の業務でお忙しくされている経営者の皆様にとっては、 助成金の申請に対して、ハードルが高いと考えられる方も少なくないのではないでしょうか。
そこで、ひかりアドバイザーグループでは、このような助成金のサポートも積極的に行っております。詳細についてご興味があられましたら、是非お問い合わせ頂ければと思います!
さて、冒頭でお話しした私が応援しているクラブチームは、今週末、地元のサッカー界の運命を占う大事な一戦を控えております。
私自身も選手と一緒に闘う準備を着々と整えている今日この頃です。