夏の終わりに純国産の線香花火「大江戸牡丹」

おはようございます。ひかり会社設立サポーターの尾上です。

9月を間近に控え、各地の花火大会の開催が少なくなってきましたね。
気がつくと今年は花火大会に行っておらず、代わりに手軽な手持ち花火を楽しむことに。

市場に出回る手持ち花火のほとんどが中国産。
そんな中、純国産の線香花火ってどんなものか興味があって、購入することにしました。

線香花火は山縣商店の大江戸牡丹と呼ばれるものを選びました。
というのも、一時期は中国産に押され、線香花火の製造業社が1社のみになった時期があったそうで、「純国産線香花火が無くなることは決してあってはならないことだ」と御社を含む数名で立ち上がり、2年かけて復活したというエピソードがあり、応援したい気持ちになりました。

線香花火の燃え方には「起承転結」があって、

牡丹(大きく丸く膨らむ)→松葉(ゆっくり火花が広がり散り出し、激しく燃える)

→屋柳(少し弱まり垂れ下がった静かな火花を出す)→散り菊(再度、火花が燃え上がる)

というように、燃える過程ごとにそれぞれの名称で呼ばれるそうです。

火をつけてみると、火花の大きさ、燃え方がはっきりと4段階に変化すること、そして持ち手のほん手前まで燃え尽き、消えるまでの時間の長さが明らかに中国産とは違うように感じました。

写真では上手く撮れず、言葉でもちょっと説明するのが難しいです。
ですので、実際に皆様の目で確かめてみてください。
見上げる大きな花火もいいですが、じっと手元で見つめる小さな花火もいいものですよ。

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