電力自由化

こんにちは。ひかり設立サポーターの萩原です。

早いもので2016年も残り3カ月となりました。振り返ってみますと2016年も色々と世の中の変化がございましたが、今回は2016年4月から始まっております電力自由化について書いてみようと思います。

まず、電力の自由化についてですが、これまで家庭や商店向けの電気は、各地域の電力会社(東京電力、関西電力等)だけが販売しており、家庭や商店では、電気をどの会社から買うか選ぶことはできませんでした。
※(大規模工場やデパートなどは2000年3月から自由化していました。歴史については割愛しますが、詳細は経済産業省資源エネルギー庁のホームページをご覧ください。)
経済産業省 資源エネルギー庁

それが2016年4月1日以降は家庭や商店も含む全ての消費者が電力会社や料金メニューを選べるようになりました。夜中に働く方も多くなっていますし、ライフスタイルも年齢・職業によって様々ですので、夜型の方にとっては朗報と言えます。
たとえば自宅で夜間に電気を使うことが多い方は夜間の電気使用料が安くなる料金プランを選ぶことも可能となっています。(※電力会社によってその料金プランがない場合もございます。)

私の場合は5月に電力会社の変更手続きをしました。その甲斐もあり、この夏エアコンをかなり使っているにも関わらず前年の電気代よりは安くなっていました。料金プランについては電力会社によってばらばらですので、色々な電力会社のホームページを一度ご覧ください。

料金プランを選ぶ際の注意点を一点だけ挙げるとすれば、中途解約時の違約金がかかるということです。最近の携帯電話の契約でもよくありますが、その契約期間については電力会社によって1年~3年とまちまちです。
また、来る平成29年にもガス自由化が予定されており、電気とガスのセット割なども料金プランとして出てくることが予想されますので、まずは様子見で1年ぐらいの契約期間のものにしておいて、ガスの自由化が始まったらそのタイミングでセット割などの検討もされてみても良いかもしれませんね。

事業でも家計においても電力会社や料金プランを見直すことによって電気代削減に繋がるかもしれません。
この機会にぜひ一度見直しされてみてはいかがでしょうか。

(参考)
http://www.meti.go.jp/press/2014/03/20150303001/20150303001.html

電気事業法等の一部を改正する等の法律案の法案について(概要)この中にガス事業法の一部改正についても記載されております。
http://www.meti.go.jp/press/2014/03/20150303001/20150303001-3.pdf

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