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滋賀県の流域治水推進条例案

こんにちは
司法書士の安田です。

滋賀県の嘉田由紀子知事が9月に流域治水推進条例案を提案する方針を固めたそうです。
流域治水推進条例案とは大雨が降ったときに洪水が起こりそうな危険地域を指定して指定された地域は地盤のかさ上げか避難場所を確保するというものでダムや堤防に頼らない新しい治水方法だそうです。

昨今はゲリラ豪雨といわれるように一部の地域に集中して雨が降りますし、東日本大震災の教訓からも住民の防災への意識が高まってきていると思われるので、成立するかどうかは別にしてこのような新しい方法が議論されるのはいいことではないでしょうか。

しかし、危険地域に指定されそうな場所はほとんど農地とのことですが、多少は住宅地も入るそうです。危険地域においては建物の増築や改築が制限されるそうなので、地元住民の方は反対意見も出てくるでしょうね。

200年に一度の大雨に備えておくというのも必要なことなのかもしれません。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130910-00000012-mai-soci


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